福岡市美術館

1階のこの場所

今はカフェとして

多くの人が利用しているけれど

改修前は

ガラスの扉がいつも閉まっていて

ほとんど人が利用していない

「美術情報室」でした。











「美術情報コーナー」として

今は2階に移動して

扉もなく

気軽に利用できるようになっている。








懐かしい資料たち。




息子をベビーカーに乗せ

大濠公園に

散歩に行く途中

ガラスの扉を開け

荷物をロッカーに入れ

職員の方以外

誰もいない

静かな美術情報室で



これから

私の人生って

どうなるんだろう・・・とか

今日の夕食

何作ろうかな・・・とか



ぼんやり

資料を読んでいました。



あれからもう20年以上。

本当に月日が経つのは

あっという間。





この座面が広く

足の短い椅子

大好き。





私が小学生の頃

福岡市美術館ができ



自分がこどもの頃も

親になってこども達とも



学校行事や

展覧会があるたびに

あたり前のように

美術館に行っていましたが



この建物は

前川國男さんの

作品だったのですね。



ムースをはじめて

建築など興味が出てから

わかったことでした。










茶色のタイルも大好き。
(ずっとレンガだと思っていた。)





なんだか

モヤモヤしたとき

この水辺の

公園に行きたくなる。



そして

吸い込まれるように

美術館の中に入って



その時の

何かに出逢い

また

日常に戻る。



展示されている作品に

こころ動くこともあるけれど



モダンでかっこいい建物なのに

包み込んでくれる空間は



こころ豊かになり

いつも気持ちが

すーっと落ち着く。